子どものために離婚しない、子どものために復縁もどき。母のそれって大抵ずれてる

両親は、私が物心ついたときからその仲は最悪で、家の中は常にピリピリした状態でした。

早く離婚してくれたらいいのに。

子どもながらにずっとそう思ってきましたが、母は「子どものため」といって離婚はしないままで、そのくせ父親の悪口は散々子どもに聞かせてきました。

気づけば、父には嫌悪感をつのらせ、母には依存され感情を出せなくなってました。

結婚して物理的に距離をとれる環境にあっても、なんか母への感情に振り回されることが多くて、そんな自分を変えたいと少しずつ進んでいるのが今です。

子どものために離婚しない

両親が離婚している場合、「離婚して欲しくなかった」っていう子どももいることは知っています。経済的、精神的にも片親であることの苦労はあるでしょう。

そう思うと、経済的に問題なかった分、母の選択は正しかったのかもしれませんが。

でも身を置ける場所が「学校」と「家」しかないような子どもの場合、その「家」が安息の場でないというのは、居場所がないのと同じです。

毎日、父が仕事から帰る時間になると、心の奥でピリッと何かが固まるようなそんな感覚でした。

父がいるだけで母の顔が険しくなる。父と話せば母が怒る。父がミスれば母が大声を出す。

父はどちらかというと、そんな母をスルーしようとするばかりで、まともに取り合わないし母は余計にヒートアップして、激しいケンカになる。

感情をさらけ出してぶつかる両親をみるのも辛かったですが、完全無視を決め込む冷戦のときも、家中の空気が凍りついたようになって自室に逃げ込んでしまってました。

とはいえ、その部屋にも怒声が聞こえてくるので、どうしようもないですが。

ようやくようやく熟年離婚

私の結婚が決まったので、すぐに母も離婚を決めたようです。

「結婚式が終わったら離婚することにしたわ。ごめんね」

申し訳なさそうに言う母に、今さらなんのごめんだよーって内心思ったけれど「これからはお母さんの好きなように生きてね」といいました。

そんなタイミングで父に離婚を切り出したもんだから、結婚式に両親揃って出ないともめたり、母が鬱っぽくなって私に攻撃的になったりと色々ありましたが。

なにわともあれ、両親は60歳近くになって離婚したわけです。

家に安らぎがなかったせいか、家族の絆はけっこう薄弱で、両親の離婚がなにか心に影を落とすなんてことは全くなかったです。

むしろ、清々とした感じでしたね。

なんでまた交流をもちはじめるよ

両親の離婚から10年近くが過ぎ、昨年、母方の祖母がなくなりました。

私はすでに父との交流はなかったのですが、弟が父に訃報を知らせたようで、父が弔いにやってきました。

あ、久しぶり・・・という感じでしたが、場も場なのでほとんど言葉を交わすことなくそのときは終わったのです。

母ももちろん父とは離婚以来だったようですが、その後、葬儀のお礼などで連絡をとったようです。

それから何を勘違いしたか、祖母の1周忌に父を呼んだり、盆や正月などの集まりに呼んだりするようになりました。

離婚した家族が会うしんどさ

といっても、母が独断で決めるわけではなく、その頃になると

「お父さん、呼ぼうか?」

という連絡がくるんですが、またはじまった・・・と正直こっちはもやっとします。

何言ってんだ、今さら?って思いながら「どっちでもいいよ」と答えるのが母にとってのYESなようです。

毎回そういう場で、家族が揃うたびになんとも言えないもやもやが襲います。

ずっと父に対して敵意むき出しだった母が、父と談笑をしようと声をかける。私のきょうだいやその配偶者、子どもたちもそろって、まるで普通の家族みたいに。

なんだ、このウソ家族

モーレツにしんどいです。

その「子どものため」はズレてます

思いきって母に聞いてみました。

「復縁したいとか考えてる?」

母の答えは「まさか!そんなこと思うわけない!!」と、だったらなぜこんな風に交流をもつんだろう。。。

「私は別にどっちでもいいというか、呼ばない方が楽だけど、子どもたちのためには呼んだ方がいいと思って」

こういうところ、母が子どもの気持ちをまーったく理解できない人なんだなぁって痛感します。いっつもそう。

よくわからない「子どものため」っていう理由をつけて、子どものためになんて全くなってないことばかりする。だから子どもたちはみんな気持ちが外に向いちゃうんだよ。

きょうだいも仲良くして欲しいって言うけど、誰も集まりたくないんだよね、本当いうと。多分みんな、あの子ども時代は苦痛以外の何ものでもないのよ。

「家から出たい」ってことしか考えてなかったから、家族があつまったってもうそこになんの安らぎもないのよ。

あぁお盆が苦痛だわ。

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