子どもがゲーム目的で友だちの家に遊びに行っていたのを知ったとき

まだうちにゲーム機がなかったころ、小学1年生だった息子は友だちの家でゲーム依存になっていました。その事実を伝えられ、申し訳ないやら悲しいやら。子どもとゲームとの関わりを、強く考えるようになった出来事でした。

ゲーム目的で友だちの家に行く

小学校1年生の冬休み、息子は毎日のように近所の上級生Aくんの家に行くようになりました。

申し訳ないと思ったけれど、Aくんのお母さんからは「みんなも来てるから大丈夫だよ」と言われ、甘えていました。

そんなある日、Aくんのお母さんが気まずそうに「実は…」と切り出した息子のこと。

息子はAくん宅でゲームばかりしている。外で遊ぼうと誘っても「行きたくない」とみんなとは遊ばず、ひとりで残ってゲームをしている、と。

Uboiz / Pixabay

ゲームをしているのは知っていたけど、息子の話からもそれは「みんなで」やっていることで、普通に遊んでいるものだと。

ゲーム依存になる子どもたち

平謝りする私に、Aくんのお母さんは「うちの子もそんな風になった時期があったから」と慰めるように声をかけてくれました。

「家にゲームがなかったら、そういうこともあったりするよ」と。

家にゲームがないからこうなったんだろうか・・・

ネットで情報を探すと、依存された側の体験ばかりが見つかって、そこには依存する子やその親への辛辣な言葉が並んでいました。

  • うちの子と遊びたいんじゃなくてゲームをしに来てる
  • ゲームを買い与えない親の子に限ってそう
  • 家に来るのを禁止した

私は直接伝えてもらえたからよかったものの、そうじゃなかったらこれらの書き込みのように、相手にひたすら不満をためこませていたのでしょう。

もしかしたら、距離を置かれるようになっていたかもしれません。

ゲームを持っていないのが原因か

ゲーム依存する子の特徴として「家にゲーム機がない子」「親にゲームを禁止されている子」というのが共通のキーワードのようでした。

「家にはない、今しかできない」という思いが、その時間に集中させてしまうのか。

私自身はゲーム否定派ではないですが、家にゲームがあるとルールや抑制などが色々と難しいだろうなと感じていました。

子どもも特に欲しがってはいなかったし、もう少し先のことかなと思っていたんですが、いよいよゲームについてどうするかを考えるときがきたのです。

ゲームについて子どもと話す

かといって「じゃぁゲームを買おうか」っていうのも違う。

まずは息子と話をしました。

Aくんの家でのことを聞くと、はじめは否定して泣いたり怒ったりしていました。

怒ってるわけじゃない、ゲームが楽しかったのはわかる。だけどAくんはどう思ったかな。自分と遊ぶためじゃなくゲームをしに来てると思ったらどんな気持ちだったかな。

しばらく話すと落ち着き、ゲームが楽しくてやめられなかったこと、私にも嘘をついていたこと自分から口にしました。

ひとしきり、どんなゲームでどんな風に楽しいのか、お母さんは子どもの頃はこんなゲームをしてたよなどと当たり障りのない会話をしました。

そして「ゲーム欲しいの?」と聞くと「欲しい」と。だよね。

「ゲームは時間を決めてやらないといけないんだよ。そういうの自分で守らないと。お母さんはもう少しゲームを買っていいのかどうか考えてみるから、あなたも考えてみて」というと「うん、わかった」と言いました。

それから1週間、Aくんの家に行くことを禁止にすると少し落ち着いて、ゲームについても自分なりにルールの提案などをはじめました。

ゲームとの付き合い方を考える

あれから2年。現在は我が家でもテレビゲームができる環境が整っています。ルールを決めていても、守れない日もあるけど私もずいぶんと臨機応変になりました。

付き合い方を考えればゲームはそれほど怖くない

スマホが普及した現代では、どこにいてもゲームアプリに熱中している大人たちをみます。保育園や学校行事でも少しの合間にゲームをはじめる保護者も。。。

大人でもそうなのだからまだまだ幼い子どもたちに自制をきかせろというのも難しい話。

これからの時代は「ゲームとうまく付き合う」というのも親と子に課せられた課題だなと感じています。

余談:子どもの変化

振り返ってみれば兆候は確かにあったんですよね。

  • 仲良しの友だち(ゲーム無し)とまったく遊ばなくなった
  • Youtubeでマリオやゲーム関連の動画ばかりを熱中してみていた

よく遊んでいた仲良しの友だちはゲームを持っていない子だったので、友だちとゲームをすること自体はじめての経験でした。

のめり込んでしまって、ある種、取り憑かれたようになっていたようにも思えます。

その変化は少し感じていたのに、軽んじたというか対処を怠った部分はある・・。

親が「あれ?」とおもったときって、子どもの中で何かが変わりだしてるんですよね。

なのに、まだ大丈夫、これぐらい大丈夫、と自分の忙しさにかまけてないがしろにしてしまった。

そんな自分の反省にもつながりました。

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