本『本性/伊岡瞬』ネタバレなし感想。男を貶める魔性の女サトウミサキの目的とは?

伊岡瞬さんの「本性」を読みました。

あつき
あつき

なんなんだこの話は… 後味悪すぎる。

ねこさん
ねこさん

嫌なやつがいっぱいでてくるし、これはちょっとヘビーだね。

あつき
あつき

読後は「しんど…」ってなるので、心が元気なときに読んでください。

本性

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伊岡 瞬
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ネタバレなし感想

伊岡瞬さんは胸糞悪い人間を描くのが巧い。

謎の女サトウミサキ。彼女の妖艶で肉感的な誘惑にあっさりと落ちていく男たちにはやや辟易したけれど、ミサキのような女性に迫られたら当然の成り行きというものか(性描写が多いので苦手な方は要注意)。

少なくとも婚活パーティーに参加していた梅田尚之は本気だったから「あっさり落ちた」と表現しては失礼なのかもしれないけど。

彼女に振り回される男たちの姿は哀れだが、神出鬼没でミステリアスなミサキには読者としても引き込まれてしまう

ミサキが彼らに抱いているのは愛情とは相反するものだとはわかるのだけれど、その目的は何なのか。自分の体を差し出してまで遂げたいこととはなんなのか。

そんな謎を抱えながら読み進めると、起因する出来事がやがて明らかになるが、あまりの陰惨さに暗く憂鬱な気持ちになった

しかし終盤にかけて、点と点が結びつき”ミサキ”の形が見えてくる流れはスピード感もありとても面白かった。そしてたどり着いたミサキの「本性」に…裏切られる

伊岡瞬さんの「代償」がとても面白かったのでこちらも読んでみたけれど、なんともすっきりしない読後感だった。

あらすじ

文庫本

2020年10月に文庫化されています。

本性 (角川文庫)

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映画・ドラマなど映像化

2021年3月現在、映像化はされていません。

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