本『火の粉/雫井脩介』ネタバレなし感想。巧妙に家族に入り込む隣人は殺人鬼か否か!

雫井脩介さんの「火の粉」を読みました。

あつき
あつき

この本大好き!サスペンスなんだけど、ゾクゾクするホラーみたいな恐怖がある。

ねこさん
ねこさん

お化けはでないけどね。

あつき
あつき

おばけじゃないけど、生霊なみの執着心が怖すぎるのよ。

火の粉

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雫井脩介
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ネタバレなし感想

元裁判官・梶間勲の隣家に越してきたのは、かつて一家3人殺害事件の被疑者だった武内真伍。梶間が無罪判決を下したことで、死刑を免れた男だった。

素性を知らない梶間の家族は、武内の親切な振る舞いや気遣いにすぐに心を許していく。武内はその距離を急速に縮めていくが、その一方で梶間家には不可解な出来事が起こりはじめる。

2016年に「大人の土ドラ」でドラマ化された作品で、このとき武内真伍を演じたのはユースケ・サンタマリアさん。このキャスティングはもう最高だった。まさに、まさに武内のイメージそのもの!

人が好さそうな笑顔だけれど何か裏がありそう。キレたらやばそう。何考えてるかわからない。

ファンには怒られそうだが見事な配役だと感動した。未読の方はユースケ・サンタマリアさんのイメージで読んでもらえれば、より想像力を掻き立てられることでしょう。

映像もよかったけれど、文章でゾクゾクさせられる感じはなんとも言えない楽しさがある。

「ダメだって!そんなことしてたら武内に見つかるって!」ハラハラドキドキ。ページをめくるのももどかしい。もっと早く読め、私!続きを早く早く!

そしてなんともうまいタイミングで武内がやってくる。怖いーー!!

恐怖をあおるだけではなく、梶間と同居するの息子・俊郎のポンコツぶりと、その妻・雪見の、子育て中の母親にありがちな劣等感やストレスはとてもリアルで、男性の作者がよく理解しているなぁと感心してしまった

武内はそういった精神状態を嗅ぎとり、周囲をうまく取り込みながら狡猾に仕掛けていく。

武内が本当に上手い。誰にも違和感を与えない間で、すーっと梶間家に背後から近づいていく様が巧みな文章で魅せられる。読者は後ろが気になって仕方なくなる作品だ。

火の粉

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主要な登場人物

あらすじ

文庫本とあとがき

2004年8月に幻冬舎文庫より文庫化されています。あとがきは書評家の藤田香織さんです。

火の粉

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映画・ドラマなど映像化

2005年2月19日に朝日放送でテレビドラマ化されており、現在はフジテレビ公式動画配信サービス『FOD』で配信中です。

主な出演者

ユースケ・サンタマリア、伊武雅刀、優香、朝加真由美、大倉孝二、木南晴夏、佐藤隆太など

あつき
あつき

ユースケさんを是非みてほしい。ほんとハマり役だと思う。

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コメント

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