映画「アーロと少年」を観た評価と感想。恐竜好きの子どもの反応は?

3月12日に公開となった映画「アーロと少年」を観てきました。

長男が恐竜大好きなので、人間の男の子と恐竜の友情を描いたこの映画、これは観せてやりたい!と行ってきたわけです。

んー、ちょっと思ってたのと違ったかなぁというのが率直な感想。

あらすじ(ネタバレあり)

恐竜が絶滅した原因と言われる巨大隕石の衝突。もしこの隕石の衝突がなかったら?恐竜と人間が共存していたかもしれない、そんな世界を描く。

農耕生活を送っている恐竜夫婦の間に生まれた3人の子どもたち、リビーとバック、そしてアーロ。

アーロは他の2人に比べて体も小さくて臆病者。父や母は、もっとアーロに強くなってほしいと願い、アーロに試練を与えます。

農作物を荒らす何者かを捕まえることをアーロに命じました。しかし罠にかかったソレを見たアーロは、怯えて取り逃がしてしまうのです。

怒った父はソレを追いかけ、アーロを連れて敷地の外に出ていきました。川に沿った切り立った岩場を突進し続ける父、追いつこうと走るアーロ。

そのうちに大粒の雨が降り出しました。雨あしは強くなるばかりで、ようやく引き返すことを決めた父でしたが、時すでに遅し。

川上からの濁流に父はのまれてしまいました。最後の力を振り絞りアーロを救って。

父のいなくなった家で、アーロは責任を感じていました。そんなとき、父の死のきっかけとなったソレがまた農作物を荒らしにやってきたのです。

ソレは小さな少年でした。今度こそ捕まえてやる!アーロは 少年に掴みかかり、はずみで2人は川に放り出されてしまいます。

もがきながら、ずいぶんと流されてしまった2人。そこから、家を目指す2人の長い長い旅がはじまります。

アーロにとっては父の死を招いた憎むべき少年・スポット。しかしスポットはなぜかアーロに懐いています。

勇敢なスポットは、いつもアーロのピンチを助けてくれるのです。そしてアーロもまた、旅の中で起こる様々な困難を越えて強さを身につけていきます。

もうすぐ家に帰れる。そんなときに、最大のピンチが2人を襲います。肉食恐竜がスポットを連れ去ってしまうのです。

臆病なアーロは大切な友だちスポットを助けるために、怖さを乗り越えて立ち向かいます。

感想・評価

子どもにとってはわかりやすいストーリーだと思います。大人にしたら少し物足りないかな。

臆病なアーロが勇敢になっていく様子もなんとなく盛り上がりに欠けるというか。

映画ってほら、これは絶体絶命だ!みたいなのがあって、そこを乗り越えて強くなる!みたいな定番、大人は知ってるじゃないですか。

そういう意味で、あらもう?みたいな印象を受けちゃうんですよね。

で、スポットが野生児で人間の言葉を話さないので、アーロとスポットの会話がないんですよ。アーロはしゃべるんですけどね。

なので「友情」が生まれたのはわかるものの、そこまで強い印象がないので、別れのシーンに感情移入できないかなという感じ。

子どもの反応は?

7歳と4歳の子どもたちは、最初から最後まで集中してみていました。

恐竜好きの長男は、アーロたちをはじめ、登場する恐竜の種類を把握しながら見ていたことに驚きました。

例えば、小柄なアーロですが、兄弟たちより大きな卵から生まれてきます。

そのシーンを振り返り「アパトサウルスのお母さんがブラキオサウルスの卵を間違えて持ってきたのかと思ってた」と言ってました。

そんな見方をしてたの!ってかアーロはアパトサウルスなのね。ブラキオサウルスとの違いがわからないけど。

登場する恐竜の種類が少ないので物足りないかなと思いましたが、ストーリーを楽しんでいたみたいです。

私が「感情移入できない」と評価した別れのシーンでも長男は泣いてましたね。2人とも「面白かった!」と言っていました。

声を出して笑っちゃうようなおふざけシーンが盛り込まれているんですが、そこも爆笑で、鑑賞後はもっぱらその話題でした。

子ども的には、笑いあり涙ありで楽しめる映画になっています。

映画『アーロと少年』を子どもたちと観にいったあと、恐竜好きの息子と図鑑を見ながらの恐竜トーク。 ややこしい名前、似たような見た目、だけどそ...

見どころ

恐竜の農耕生活がおもしろい

アーロたち家族は、農耕生活を送っています。畑を耕して、種を撒き、収穫します。

現代的な道具が出てくるわけでもなく、鼻先をつかって土を掘り起こして、口に含んだ大量の水を放出することで水撒きをする。

その描写が、わくわくしてとてもおもしろかったです。できれば、他の恐竜たちのそういった営みも見てみたかったですね。

風景や景色が美しすぎる

ピクサーだし、全部「絵」なんですよね?川の流れとか山とか牛の大群とか、完成度が高すぎて、写真なの?合成なの?と疑ってしまうほど。

個人的には、少しぐらい絵っぽさがあるほうが、アニメーションにはしっくりくる気もしてるんですが、やはりその風景描写の美しさには感動します。

残酷なシーンはあまりない

一応、恐竜が出てる映画なので、残酷な戦いのシーンとかあるのかなと思いましたが、特にありません

悪役の翼竜が、かわいらしい小動物を丸呑みするシーンがあってそれが唯一、衝撃的でしたが、血なまぐさいものはなし。

ティラノサウルスですら、他の恐竜を食べませんでした。

限定ドリンクカップ

うっかり写真を撮り忘れたので、ツイッターから拝借しました。アーロとスポットのフィギュアがついた限定ドリンクカップです。

このツイートでは、1個800円ってなってますけど、850円の間違いかも?

かわいいのだけど、850円はちょっとねぇ。以前買った、カーズのドリンクカップでその末路を経験済みなので今回はスルーです。

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