子どもの進路と親への反発心、どこまで口出しすべきなのか。あさが来たをみて思う

今週のNHK連続テレビ小説『あさが来た』は、あさと新次郎のひとり娘・千代の進路についてスポットが当てられている。

子を持つ親としては、なんとも考えさせられる内容だ。

「子どもには子どもの人生がある」そう思ってはいても、より良い人生を送らせてやりたいと、口を出し手を出してしまうのが親というものだ。

そしてそれを煩わしく感じ、反発してしまうのが子どもというものだろうか。

あらすじ:第105話「ようこそ!銀行へ」

あさと新次郎の夫婦の会話ではじまる。話題は、高等小学校に通う千代の進路について。

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新次郎「あさはこれから、千代にどないなって欲しい思ってますのや」

あさ「やっぱりいつかは、ここ(銀行)で一緒に働いてくれたらって思ってしまいます。」

あさ「そやけどそれはうちの勝手な願いだす。自分の道は選ばしてあげなあかん。そのためにも千代には女学校行って欲しい思ってますのやけどな」

千代ちゃんは今でいう、中学2年生ぐらい。男子でも高等小学校を出ただけでも十分な時代に、千代にさらに学んで欲しいと言う。

あさ「ぎょうさん学ぶことは、きっとこの先、千代がいろんな道に進むためのチケットになる思うんだす」

多くの知識を身につけ、広い世界を知り、その上で自分がどの航路を進んでいくのかと自らの手でチケットを選んで欲しいというあさの想い。

わかる、わかるよ、あさ。

あさが子どもの頃には、ただ「女」という理由だけでかなわなかった多くのこと、それができるようになりつつある時代。

娘にはそんな恵まれた環境を大いに利用して、誰に妨げられることなく自分の道を進んで欲しい。存分に生きて欲しい。

しかしそんな思いは娘には通じないんだな。

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千代「それはお母ちゃんの夢だすやろ!うちのことやのに勝手に自分の夢ふくらまして、もう勘弁して欲しいわ!」

千代・・・「子どもにとってのより良い人生」は、親が思うそれとは違うのか。

理屈はわかるけど、千代、あなたはまだ何もしらなさすぎる。生きるということ、人生ということを。

花嫁修業がしたいだと?ええお嫁さんに、ええお母ちゃんになりたいだと? あぁじれったい。

それは価値観の違いなのか?

あさと千代の価値観がまったく違う。

今はこの時代よりずっと女性が働ける時代になったが、独身の知人は言う。

「将来、結婚したら仕事をやめて、子育てしながらパートで働くのが夢なんです」

彼女の夢ポイントが私にはわからなかったが、それも価値観の違いからくるものだ。

私は彼女の価値観に寄り添うことはできないし、その必要もない。逆も然り。

ただ親子の場合は「価値観違うよねー」で終わらせられないものがあるのだ。

親への反発心なのか?

そもそも千代の場合、価値観うんぬんの前に母親への反発心が非常に強いことが気になる。

「進学したくない」という意思の裏には「母親のようになりたくない」という思いが見え隠れしている。

「母親のような生き方はしたくない」と思う気持ちのあらわれが、「ええお嫁さんに、ええお母ちゃんになりたい」につながってくるんだろう。

母親への反発を取り除いたとき、千代の本心はどこにあるのか。

子どもが自分と違う道を歩もうとするとき、それが本当に子どもの求めている道なのか、あるいは親への反発心なのかというところ見極めてやらなければいけないと思う。

当人である子どもですら、その真意は理解できていない。 あさ母娘の場合、進路のことよりもまずは母と娘の関係を改善させることのほうが先決なようだ。

親子関係の重要性

逆にいえば、子どもが親の生き方に対して反発心がなければ、親の話に耳を傾けるということか。

あさは生まれたときから許嫁(いいなづけ)が決まっていた。親の言うなりに嫁ぐことに、大きな疑問や不安を抱えていた。

しかしその道に進んだのは、もちろん時代背景もあるが、やはりそこには「親への尊敬」があったからだろう。

いや、尊敬というと言い過ぎかもしれない。親の生き方への理解、とでもいうか。

新次郎「あさはチケットのない時代に生まれたいうのに、ようけなげに自分で船漕ぎだしましたな。」

この新次郎の言葉は、チケットがなくても進むことができる、もうちょっと娘を信じてあげようよ、ということを意味しているのか。

私の子どもはまだ、親に反発するほどの年齢には達していないけれど、今の親子関係は未来につながっていると改めて意識しなければならない。

この日々が重要だすな。

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