小学校の卒業式になんで1年生が泣くの?その理由を聞いて感動した話

先日、小学1年生の長男が通う学校でも卒業式がおこなわれました。在校生一同が参列する卒業式です。

帰ってくると、「〇〇ちゃんとか〇〇くんとかすごい泣いてた」と同級生の名前をあげる息子。なんで1年生が泣くの?

その理由を思うと、私もこみ上げるものがありました。

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6年生との交流

ひと学年40〜50人ほどの小さな小学校です。全校生徒を合わせても300人にも満たないほど。

学校では年間を通じて1年生と6年生の交流が図られます4月に1年生と6年生のペアが決められ、6年生は受け持った1年生を責任もってお世話するのです。

プールの授業では、大きな小学校のプールに慣れない1年生を6年生がサポートしてくれました。

算数の授業では、1年生のたし算・ひき算の勉強の成果を6年生がマンツーマンで見てくれました。

体育やお楽しみ会、様々な場面で交流が図られてきた1年でした。

それは授業だけにとどまらず、休み時間にも及び、息子の口から6年生の名前を聞くことも何度もありました。

ありがとう、さようなら

年が明けてから、6年生との別れが近づいてきた子どもたち。『6年生を送る会』では、泣いた子が何人もいたと聞きました。

私は1年生と6年生の交流が、心が通い合うほどだったとは想像もしていませんでした。

その時もまだ、感受性豊かな一部の子どもたちだけのことだと思っていたのです。

そして今回の卒業式。1年生だけでなく、多くの在校生たちが泣いていたと息子は言いました。そして自分も泣いてしまったと。

たくさん遊んだから、もう会えなくなるのが寂しいのだと。

私はそのときになって、上級生と下級生の交流が、単なる時間と場所の共有ではなかったことに気づきました。

6年生はそれだけ大きな存在となり、彼らと過ごした時間はとても楽しくて優しい時間だったのです。

旅立つ6年生と、送り出す在校生。みんなの思いが詰まった素敵な卒業式だったんだなと胸が熱くなりました。

親からの感謝

昨年4月の入学式のこと。これからはじまる学校生活を心配する、私たち親の前に現れたのは、6年生に手をひかれた新一年生でした。

式典が行われる体育館に、並んで入ってきたその身長差に、これからはじまる6年間を思いました。そして6年後の姿を彼らに重ねました。

別れの寂しさを経験させてくれるほどに優しさを与えてくれた6年生に、在校生の親としても感謝の気持ちでいっぱいです。

1年生と6年生、中学校ではもう会うことができません。

でも、いつか息子が6年生になった時に、こうやって過ごした時間のことを思い出して欲しいと思います。

卒業生のみなさんと、こんな素敵な交流を持たせてくださった先生方に、心から感謝しています。

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